おっしゃー!!上しか無い!!
御伽噺話でも、囚われの姫君は上に居るもんだよねっ!!
・・・あ、これケイドロだったか。
そんな事を考えながら、上へ。
上へ上へ行って、屋上への扉の前で立ち止まった。
あー・・・でも、屋上今はまだ寒いしなぁ・・・っていうわけで、回れー右!
屋上前から、一つ下の階へ移動する。
下の階にあるのは、家庭科室。家庭科かー・・・調理の授業だったらまだ好きなんだけどねぇ。

「お邪魔します〜」

カラッという音を立てて中に入ると、丁度料理部がなにやらいい匂いをさせていた。

「あれ?ーどうしたの?今部活中でしょ???」

呼ばれた声に振り返ると、料理部の友達のだった。

「今日は遊びでケイドロなんだってー」
「あ、それは知ってる!」
「へっ???」

なんで?・・・と思っての周りをよく見ると・・・

「な、菊丸?!なんであんたこんな所でさぼってんのよー!!しかもなんか食ってるし!!」
「そ、それ言うならだってそうだろー!!」
「私は上に上がってきたらここに辿り着いただけよっ!!」

菊丸が手にしているのは、丁度出来たてのような(実際出来たてなんだろうけど)クッキー。しかも、食いかけ。

「ずるい!!ー私にもー」
「はいはい」

は苦笑しながら私に5枚程出来立てクッキーを手渡してくれた。まだ暖かいvvv
それを抱えながら、菊丸の隣に座る。

「お邪魔〜〜〜♪」
「ほいほい〜♪」

少しだけ菊丸は席を横にずらしてくれた。

「にしてもさ、私らこんな優雅にしてていーのかねぇ?」
「あー・・・大石見たらすげぇ怒るんだろうなぁ〜」
「本当に・・・あはは」

そうは思いつつもクッキーを頬張るのはやめない。だって、美味しいんだよコレ!!

「はい、どうぞ〜〜」
「うわぁっ!!ありがとうー!!」

が紅茶まで持ってきてくれた。すんごい至れり尽くせりだな・・・。
毎回料理部ってこんななのかなぁ・・・私こっちに異動しようかな・・・。

「今料理部入ろうとか考えたろ」
「・・・ギクッ」
「フザケンナよ、マネージャ☆」
「すいません・・・」

菊丸が怖いです。

「あ、そういえばさ、菊丸?」
「あにー?」

ガシッと菊丸の手首を掴む。
・・・ムフフ。

「な、なんだよっ」
「私ってば警察なんだよね。って事で、逮捕させて頂きます☆」
「うあっ!!きったねーぞ!!」
「ヲッホッホッホ!なんとでもお言い!!捕まえたもん勝ち〜〜。さ、行くよ!!」

一気に残りの紅茶を飲み干し、嫌がる菊丸を引きずって家庭科室を退出する。

「あ、!ご馳走様☆美味しかった〜」
「はいはーい」

あとはスタート地点に菊丸を連行するだけ。
今回の任務、完了☆






お茶会 ED    END